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正月に縁起のよい花は?新年にふさわしい花をご紹介!

2024.01.11

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四季がある日本ではその季節に合った花を飾り、年中行事ごとに花を飾る風習があります。では、正月にはどのような花を飾るとよいのでしょうか。

今回は、正月に縁起のよい花の種類と正月花の飾り方をご紹介します。

 

正月に飾りたい花の種類

正月に飾ると縁起のよい花は以下の通りです。

・松

・竹

・梅

・菊

ここからは、それぞれの花の特徴をご紹介します。花の特徴から特によいと思う花を選び、正月に飾りましょう。

 

正月に飾っている花といえば「松」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。松は正月シーズンになると花束やアレンジメントと幅広く活躍します。

松が正月に飾られる理由は、松が不老不死の象徴であり、子孫繁栄を願う植物とされているためです。常に青々としている松は強い生命力のイメージがあり、そこから不老不死の象徴になったと考えられています。

 

門松に使われる竹も正月に縁起のよい花です。竹は「子孫繁栄・成長・生命力・長寿」の象徴とされています。竹は早い成長スピードで真っ直ぐに伸びる様子から前述の4つの象徴となったのです。

門松や花束、アレンジメントの他に、大きく曲げても折れないという特性から工芸品としても使われています。門松はもちろん、さまざまな形で竹を飾ってみてはいかがでしょうか。

 

梅は花束やアレンジメントだけではなく、年賀状のデザインに採用されるなど、正月によく見る縁起のよい花です。

梅が正月によく使われる背景には、「出世・開運・高潔」の意味が込められているためです。

梅の花には複数の色があり、色に応じて花言葉は違います。どの色を選ぶか悩んだ場合は、花言葉から選ぶとよいでしょう。

 

縁起のよい花の代表ともいえる「菊」は、正月に飾ることがおすすめです。菊は天皇の紋章としても使われており、縁起がよい花としてだけではなく、高貴な花としても知られています。そのため、正月に飾る花に適しているといえます。

一方で、菊と聞くとお供えのイメージを持たれる場合があるでしょう。供花菊には複数の種類があり、ピンポンマムやスプレーマムなどの菊であれば、供花のイメージはありません。同じ品種でも複数の種類があるため、好みや飾る場所に合った種類の菊を選ぶとよいでしょう。

 

正月花と正月飾りの違い

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正月花と正月飾りを混同する方もいますが、両者は意味が違います。正月飾りは年神様を家に招く際の目印であり、正月花は年神様とお客様を歓迎するおもてなしのために飾るものです。

それぞれ意味が違うため、混同しないように気をつけましょう。

 

正月花の飾り方

正月花を飾りたいものの、いつ・どこに・いつまで飾ればよいか分からない方もいるでしょう。正月花の飾り方について、処分方法と共に解説します。

 

飾る場所

正月花を飾る場所は、厳密には定められていないのです。多くの家庭では、玄関やリビングなど人が集まるところに飾ります。正月花は「年神様とお客様を歓迎するおもてなし」であるため、玄関や洗面台・お手洗いなどに飾って歓迎や気配りを伝える飾り方もおすすめです。

 

飾る時期

正月花は、正月を迎えた朝に元気な姿で生けられるように気をつけましょう。あまりに早く用意してしまうと正月前は枯れてしまいます。また、大晦日に飾る行為は「一夜飾り」と呼ばれており、縁起が悪いとされています。そのため、12月28日か30日に飾ることがおすすめです。なお、29日は「二重苦」を連想させ、縁起が悪いため避けましょう。

 

処分方法

生花は時間とともに萎えます。正月を過ぎて枯れたり、傷んできたりしたら、紙に包んで処分しましょう。正月飾りのように炊き上げは不要です。

なお、枯れた花を飾り続けることは神様にも来客にも失礼にあたるため、早めに処分しましょう。

 

まとめ

正月花は、松・梅・竹・菊がおすすめです。それぞれ特徴が違うため、特徴や花言葉などから最適な正月花を選び、年神様と来客をもてなします。

また、飾る時期にも配慮し、正月を過ぎて花が萎えた場合は早めに処分しましょう。