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意外と知らない。節分ってなぁに?
2021.02.01
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初詣。お彼岸。七夕。スイーツを買って帰る。肩を揉んであげる。お月見。
などなど、日本には良き伝統文化があります。
節分。もその一つで、スーパーに行くとなんとなく鬼のお面と豆が売られていたり、
コンビニには年明けと同時に「恵方巻予約承り中!」ののぼりが立てられていたり、、。
豆をまいたり恵方巻を食べたりするのはわかるけど、
「なぜ?」というクエスチョンはクエスチョンのままではないでしょうか。
伝統文化というものは代々受け継がれていかねばならないものです。
後継に伝えていくためにも、その意味を今一度考えてみました。
季節の分かれ目と書いて節分。
季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式です。
ではなぜ豆なのか?
昔から穀物には霊力が宿ると考えられ、福豆は邪気を払うと考えられてきたそう。
正式にはその年の年男が豆をまくのが基本。
僕が子供の頃は父が鬼のお面を被り、毎年鬼役でした。
当時手加減という言葉を知らなかった僕は、
父の顔面に狙いを定め少年野球で鍛えた右腕から固い黒豆を思いっきり乱射させてました。
お父さん、ごめんなさい。
ということで正式な豆まきまとめ。
・ヒイラギの小枝にイワシの頭をさしたものを玄関に飾る。(鬼の侵入を防ぐ)
・夜の8時頃になったら開始。玄関、ベランダ、窓などすべての戸を開ける。
・「鬼は外、福は内」と2回ずつ繰り返し声をかけながら豆をまく。
・豆をまき終わったらすぐに戸締りする。(鬼を締め出し福を逃さないため)
・豆は自分の年齢+1個だけ食べる。(長寿の方、頑張って)
鬼はトゲのあるもの(ひいらぎなど)や臭いの強いもの(イワシなど)を嫌う習性があり、
ヒイラギイワシは節分のときの魔除けとされています。
今年は124年ぶりに2/2が節分だったり、
鬼滅の刃の大ヒットで子供たちは鬼退治に一層気合いが入ったり、
いい機会でもありますので、普段節分しない方も
その意味を考えながらやってみてはいかがでしょうか。
また恵方巻はその年一番縁起が良い方角を商売繁盛を祈り、運が逃げないように無言で食べる習慣から来ています。2021年は南南東ですよろしくお願いします。
当店では南天ヒイラギを使った節分アレンジメント(と鬼のお面)をご用意しております。
花とともに節分を。花のある生活を。
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